私が使っているのはFlashcards Deluxで、通訳ガイド試験でどれほど役に立ったかわかりません。
電子辞書ワードタンクC50(その3) で、電子辞書の「履歴」機能に関して忘却曲線に触れました。Flashcards Deluxでは、この忘却曲線に基づく手法を含め、種々の出題方法で単語を覚えることができます。
詳細はマニュアルをご覧いただくとして概略を言うと、出題方法には以下の4つの方式があります。
- 並び順
- ランダム
- 短期目標
理解度に基づいて出題する単語を変える→ライトナーシステム - 間を置いた反復(spaced repetition)
忘却曲線を考慮した反復練習
やり方を発明する必要はありませんし、発明できたとして、既存のやり方よりよいものができる可能性は低いでしょう。そう考えれば、よいやり方をどんどんまねればよいわけです。Flashcards Deluxにはやり方が組み込まれているわけですから、これを活用しない手はありません。
もうひとつ、Flashcards Deluxのよいところは、Webサイト経由でCSVデータをアプリケーションに取り込めるところです。PCで元データを用意すればよいので、単語帳を簡単に作れます。単語帳は作るのが目的ではありませんので、作る手間が省けた時間を学習に充てることができます。
Flashcards Deluxは、いつでもどこでも使え、目的に合った単語帳を簡単に用意でき、実績のある学習方法で効率的かつ効果的に語彙を身につけられる、強力なツールだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿