2011年4月30日土曜日

モバイル性(その4)

モバイル性が重要なのは、学習の敷居を下げるためです。
せっかく学習しようと思っても、実行に困難が伴うなら、そこでやる気が削がれてしまいます。その困難さを取り除き、嫌だな、やりたくないな、と思わないですむようにしてしまえば、すんなりと学習に取り組むことができます。

なにごともそうですが、まずは段取りが重要です。
すきま時間を活用するには、学習道具を持ち歩いている必要があります。たくさんの用具が必要なのでは用意が大変ですし、かさばって、重い荷物を持ち歩くのは嫌でしょう。そう思うと、用意をするのが億劫になったり、せっかく用意をしても「重いから、やっぱり持っていくのはやめよう」などとなりがちです。
さらに、ここまでの心理的な障壁を乗り越えても、いざ使おうという段になってバッテリーが切れていたり、直射日光が当って画面が見えなかったりしたのでは、学習に取り組むことができません。
そんなことが続いてしまうと、「すきま時間の活用なんてできない。やっぱり腰を据えて取り組まないとだめだ」などと考え、ふりだしに戻ってしまいかねません。

コンスタントに学習に取り組むために必要なのは、気合でも根性でもなく、こうした工夫だと思います。

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