2011年5月31日火曜日

ガジェットのある週末(その2)

週末のすきま時間は家事をしているときくらいなので、あまりガジェットの出番はありません。

このところルーチン化しているのが、録画しておいたトラッドジャパンを観ること。
番組冒頭に日本語字幕で3分のビデオクリップが流れ、番組の終わりに英語字幕でもう一度流れます。
それをGoogle Docsに打ち込んでWord形式にし、Kindleで読めるようにします。
いわゆる自炊ですが、入力にあたって手と口を動かし、脳にすり込むのが目的です。

2011年5月30日月曜日

ガジェットのある週末(その1)

週末は平日よりもたっぷり時間があります。しかし、せっかくのまとまった時間ですから、自分のやりたいことをしたいもの。そうするとやはり、週末でもすきま時間の活用ということになります。

土曜の朝はAFNでKim Komando Showを録音予約してあります。Kim Komando Showは有料のpodcastがありますから、購読すればよさそうなものです。しかし、NHKのラジオ講座のCDや無料のストリーム配信にしてももそうですが、私の場合、いつでも手に入ると思うと逆にやりません。そこで、毎週録音して、2、3度聴いたら削除するようにしています。

Kim Komando Showの間に洗濯物を干すときは、録音時は音を出さないように設定してあるラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFのボリュームを上げて、オンエア中に聴きます。干すのが少し遅くなったときには、次の番組Car Talkを聴きます。

ご飯を作ったり後片付けをするときにも、ICR-RS110MFの出番です。後片付けは気が滅入りがちですが、何か聴きながらだと気が楽で、しかも学習できますから、一石二鳥です。

2011年5月29日日曜日

ガジェットのある一日(その2)

帰宅後すぐにやることは「ガジェットのある一日(その1)」で述べました。

帰宅後にガジェットを使って学習するのは、洗濯物をたたむときです。
クレードルに載せたラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFで、録音したラジオ番組をスピーカーで聴きながら作業します。

受験前を除き、ガジェットを使って学習するのは、これが一日のうちでは最後です。

週末を含め、ラジオ番組の予約は自宅に確実にいる時間帯に限っていますが、オンエアのときには聴いていません。英語の学習は、すきま時間の活用を基本としているので、洗濯物を干したりたたんだりするときに、たまたま予約した時間と重なっていれば、スピーカーから音を出して聞くという程度です。

2011年5月28日土曜日

ガジェットのある一日(その1)

ガジェットのある一日は、帰宅したときから始まります。
というのは、充電や録音といったセットアップがあるからです。

帰宅したら、まずラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFをクレードルに載せます。
これだけで充電と録音の準備は万端です。ラジオの録音に関しては、受信状況が問題となりますが、クレードルに載せておけば感度が格段に上がります。ループアンテナの向きを確認しておきます。

KindleにWordなどのファイルを送信してある場合は、自宅でWiFi接続します。WiFiでのみ受信できるフリーメールアドレス(user_name@free.kindle.com)宛てに送信したファイルは、自動的に変換され、追加費用なしでKindleに送れるからです。

さて、録音ですが、確実に自宅にいる時間帯の番組を予約します。
たとえば、実践ビジネス英語でしたら、昼の放送ではなく、再放送を予約します。いつもICレコーダーを持ち歩く訳でないとしても、持ち歩く可能性があるならば、安全策を取るべきです。
そうすることで、悩まなくてすみますし、失敗もなくなります。

2011年5月27日金曜日

いつでもどこでも勉強:勤務中編(その4)

外出するときは、移動の時間を活用したいものです。
電車での移動時間は、英語の資料を読むよい機会です。PDFやWordの文書をKindleに入れ、じっくり読むとよいでしょう。

ちょっとした小技としては、PDFをWordにしてからKindleに入れることです。無料のオンラインサービスがありますので、検索エンジンで"pdf to word converter"を検索条件にして探してみてください。

PDFはページ割付が固定的なので拡大して読むことに制限がつきますが、WordにしてからKindleに入れれば、文字の拡大がかなり自由になります。
その代わり、ページ番号などがおかしな位置につくことがありますが、文字の読みやすさを重視した方が疲れないと思います。

2011年5月26日木曜日

いつでもどこいつでもどこでも勉強:勤務中編(その3)

勤務中に資料探しをすることはよくあると思います。

書籍の場合、英語の方が圧倒的に多いですし、内容的にも優れたものが多いのが実情です。
数が多いのは、日本語を話す人よりも英語を話す人の方が多いからです。
内容に関しては、ふたつ理由があると思います。ひとつは著者が知り得る情報量が、英語であるだけに、日本語だけに頼るよりもはるかに多いことです。もうひとつは、英語で発行される書籍は数が多いだけに、淘汰されて生き残ったものにはよいものが多いことです。

したがって、日本語でよい書籍が見つからなかったときには、英語の書籍を探すとよいということになります。

amazonの洋書の品揃えはよいですが、まずKindle版があるかどうか調べるとよいでしょう。
Kindle版があれば、すぐに手に入ります。まずはサンプルを取り寄せておき、内容をじっくり確認して購入するかどうかを決めるとよいと思います。

2011年5月25日水曜日

番外編:dynabook az

寝転がりながら、YouTubeを観たり、NHKラジオ語学番組のストリーミングを聴いたりするのに適しています。


2011年5月24日火曜日

いつでもどこでも勉強:勤務中編(その2)

昨日に引き続き、電子辞書の勧めです。

会議中でも電子辞書が活用できることは、電子辞書ワードタンクC50のモバイル性(その3)で記載しました。

常習的に会議に遅れてくる人もいますが、そうした人を待つ手持ち無沙汰な時間や、朝一番の会議で早めに会議室入りしたときなど、業務に関連する英文記事を持ち込んで読むとよいと思います。その傍らにはもちろん、電子辞書を置きます。

これだけで、遅れて来る人に苛立ったり無為に時間を過ごすことなく、すきま時間を活用できます。

2011年5月23日月曜日

いつでもどこでも勉強:勤務中編(その1)

勤務中に活用したいのは電子辞書です。

情報源としては、質、量ともに、英語が日本語を圧倒しています。しかも、日本語の情報はオリジナルが英語であることが多いので、邦訳されるまでに時間がかかったり、誤訳があったりもします。

専門分野の情報であれば、語彙も比較的限られていますし、文脈も掴めていますから、あまり抵抗なく読むことができます。
そこで、英語の情報をできるだけ利用するようにすれば、日本語の情報だけに頼るよりもたくさんの質のよい情報にアクセスできます。しかも、業務に役立つ英語が学べるのですから、これ以上よい学習はないと思います。

私の場合、変化が激しいIT分野なので、素早く大局をつかむ必要に迫られることが往々にしてあります。
日本語のよいサーベイはなかなかありませんが、情報源を英語も含めて考えれば、ぐっと幅が広がります。

さて、インターネットの情報を探すのであれば、オンライン辞書などを使えばよいではないか、と思われるかと思います。
私の経験では、やはりキーボードをたたくなどの操作がないと、記憶に定着しないように感じます。楽に検索できると、その単語を記憶に焼き付ける時間が足りないと思うのです。
電子辞書を使い、単語帳、ブックマーク(熟語登録)、ジャンプ機能(辞書内/外検索)を駆使していくと(受容)語彙が増えていくのが実感できます。

2011年5月22日日曜日

いつでもどこでも勉強:昼休み編(その2)

昨日の記事「いつでもどこでも勉強:昼休み編(その1)」に書きましたが、私はお弁当を会社にもって行っていますので、昼休みは自由になる時間がたっぷりあります。

しかし、時間的にゆとりがあると「まだ大丈夫」と高をくくってしまい、過ぎてみると大して有効に使えなかったという結果になりがちです。

私の場合、60分の昼休みの前半30分は食事を含め、定期購読している週刊東洋経済を読んだりして、好きなことをします。
学習に充てるのは歯磨きをしたあとの時間です。
時間が区切られている方が身が入りますし、一日のトータルで考えてれば、家事をしながらと通勤途中で学習していますから、試験前は別としてふだんの学習時間としてはこれでも十分です。

さらに言えば、英語の文献をよく読むときには、昼休みの学習はスキップしてしまいます。仕事が語学学習を兼ねるからです。

ペースを守ることも大切ですが、闇雲に学習時間だけを増やすのは味気ない生活を招きますので、バランスを考えるようにしています。

2011年5月21日土曜日

いつでもどこでも勉強:昼休み編(その1)

私が勤務する会社では、昼休みは1時間あります。結婚以来、ずっとお弁当をもって出社しているので、昼休みは時間がたっぷりあります。

職場では昼寝を決め込む人も少なくありませんが、時間の使い方としてはもったいないと思います。
というのは、昼休みに回復を図らないといけないということは、午前中の貴重な時間に頭が回っていないことを意味しますから。
少なくとも6時間はきっちりと睡眠を取り、すっきりと目を覚まして、午前中は何事も効率よく進めたいものです。

睡眠時間をきちんと取ることは、記憶を定着させる意味でも重要です。眠っている間に記憶をリプレイしているそうですから、仕事でを含め、学んでいることを身に着けるには、睡眠時間を削って勉強するのは逆効果です。

夜はよく眠って、昼休みは勉強する。これが、よいリズムだと思います。

さて、お弁当を食べたあとの時間、自分の席で勉強することを考えてみましょう。
会社に勉強道具を置いておくことはできますが、置きっ放しでは、自宅で勉強することができません。平日の夜や週末に自宅で勉強しようと思っても、必要な道具が会社にあったのではできません。せっかくのやる気が失せますし、これまで何度も書いていますように、こうしたことが繰り返されると、そもそもやる気が出なくなります。
ですから、自宅でも会社でも同じ道具を使って勉強できることが重要で、コンパクトに持ち歩くことのできるガジェットは最適です。

2011年5月20日金曜日

いつでもどこでも勉強:通勤編(その4)

私が通勤している路線は空いているのですが、外出の場合には混雑する路線ででかけることもあります。

都内に出る分には、ラッシュ時には急行の運用がなく、準急と各駅停車で5分程度しか違わないので、少し早めに家を出て、各駅停車を利用します。そうすることで疲れが低減されますし、ふだんの通勤と同様にガジェットを使って勉強することができます。

不運にしてすし詰めの電車に乗る羽目になった場合には、頭の中で思ったことをできるだけ英語にしてみます。
季節の話題や時事問題、通勤途中で見たもの、たとえば電信柱や道路標識など、題材はなんでもよいのです。
意外にできないことに気づきますが、慌てず騒がず、電子辞書が出せるくらいに空くか、電車を降りて一息ついたときに、言えなかったことを調べてみればよいのです。

このように、ちょっとした工夫で、混雑する路線や電車を使うときでも勉強ができます。

2011年5月19日木曜日

いつでもどこでも勉強:通勤編(その3)

電車で英語を聴かない理由はふたつあります。ひとつには耳によくないこと。もうひとつは乗り合わせた方に迷惑がられることです。

Kindle版がない書籍を読むときは当然ながら本を持ち歩くわけですが、この場合は電子辞書ワードタンクC50の出番です。
座れなかったときには、ストラップを左手にかけて利用します。

読書をしないときには、iPhoneを使って学習します。使用するアプリケーションは、Flashcards DeluxeGrammar Upがほとんどです。

本がないときのもうひとつの学習法は、電子辞書を使うことです。履歴と単語帳を使って、前に検索した単語や熟語を復習します。エビングハウスの号客曲線を利用し、記憶の定着を図るわけです。

2011年5月18日水曜日

いつでもどこでも勉強:通勤編(その2)

待っているときを含めて電車を利用している時間は、たいてい読書に充てています。試験前は、単語や文法を学習することもありますし、Kindleに試験対策の「自炊」コンテンツ(自作のコンテンツ)を入れて学習することもあります。

Kindleにはたくさんの書籍が入ります。積読(つんどく)になってもよいので、好きな書籍を入れておき、そのときどきで興味のある本を読むのがよいと思います。私なりのポイントは、以下の通りです。
  • 好きな本、仕事に役立つ本を選ぶ
    →話題の書でも、日本語でも読まないような本は選ばない
  • 3Gモデルならいつでも購入できるので、よさそうな本のサンプルを数多く入れておく
    →本を選ぶのは時間がかかるので、昼休みなどまとまった時間があるときにサンプルを入れておく

Amazonには、無料のコンテンツもあります。また、日本で言えば「青空文庫」にあたるような、著作権が切れた書籍の電子ブックデータを公開しているサイトもありますので、読みたい本を探してみるとよいと思います。

電車で座れたときには、電子辞書ワードタンクC50を出すこともあります。やはり、電子辞書の方が速く、ジャンプ検索や履歴などが使えて便利なので。餅は餅屋、という感じでしょうか。

私の性格かもしれませんが、時間がたっぷりあるときには却って読書ができません。電車に乗っている限られた時間だからこそ、集中して本を読むことができるようです。

2011年5月17日火曜日

いつでもどこでも勉強:通勤編(その1)

通勤中、歩いているときと、公共交通機関を利用しているときには勉強ができます。

今日は、歩いているときの勉強法について書きます。

出勤時に歩いているときには、ラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFで英語教材を聴きます。利用するのは、主に書籍の付録CDをエンコードしたものです。

昨日の記事「いつでもどこでも勉強:家事編」に書きましたが、朝は洗濯物を干しながらICR-RS110MFをクレードルに載せ、スピーカーでラジオ番組を録音したものを聴いています。多少なりとも動き回るので、ラジオをずっと聴くことはできませから、細かいところまで集中して聴くことはできません。さらには、声を出すとスピーカーの音声が聞こえないので、シャドーイングもできないわけです。

外を歩くときも家でやったことと同じ学習では飽きますから、上記でできないことをやります。

ひとつには、センテンス再生や再生スピードの変更機能を利用して、細かいところまで聴くことができます。実際に書かないまでも、ディクテーションを行うイメージです。きっちりした日本語にするつもりで、和訳の練習をするのも効果的だと思います。

違う学習法としては、せっかくイヤフォンで聴くのですから、シャドーイングを行います。書籍の付録CDは明瞭に話していますので、再生スピードをコントロールすれば、どのCDでもシャドーイングが可能です。

歩いているときに学習するには、危険を避け、耳をいたわるために、車通りの少ない道を選ぶのがよいと思います。

2011年5月16日月曜日

いつでもどこでも勉強:家事編

昨日の「意識すれば、いつでもどこでも勉強できる」に続いて、具体例として家事をしながらの勉強について触れます。

私の場合、朝は洗濯物を干し、夜は洗濯物をたたむのが日課です。少しでも家事をすると、家内の機嫌がよくなり、家庭円満につながりますので。

洗濯物は室内でまずハンガーにかけるので、そのときにラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFをクレードルに載せ、録音したラジオ番組を流します。AFNは音楽が流れている時間が多いので、自分に都合よくニュースなどをやっているとは限りませんので。
洗濯物をたたむときは当然室内ですから、干すときと同様に、録音したラジオ番組を流します。

iPhoneアプリで聴けるインターネットラジオにはたくさんのチャンネルがあり、学習に役立つチャンネルもありますが、アプリを起動してから聴けるようになるまでしばらく時間がかかるのが一番の難点です。

さて、このときに聴くラジオ番組は、飽きが来ないようにある程度の頻度で更新する必要がありますが、多すぎても聞き流す結果となり、効果が上がらないようです。二度三度と繰り返し聴き、一週間後には違うものを聴くというペースがよいと思います。

2011年5月15日日曜日

意識すれば、いつでもどこでも勉強できる

英語を学習しようと思っていてもできない方の中には、「時間がないからできない」とか「時間ができたら勉強する」とおっしゃる方が少なくないようです。
誰しも一日は24時間しかなく、とくに社会人になって「少年老いやすく学なりがたし」という諺を身を以て思い知ることが多いでしょう。

しかし、意識すれば、いつでもどこでも勉強できると思います。このブログで何度も書いてきましたが、歩いているとき、電車に乗っているとき、家事をしているとき、就寝前のひとときなど、すきま時間を活用するのです。

すきま時間が活用できない理由は、ひとつには準備が整っていないからです。
ちょっとしたすきま時間ができたときに学習しようとせっかく思い立っても、そのときに必要な道具がなければ学習することはできません。
思い立ったらいつでも学習できるよう、準備を整えておくことが必要です。それも楽に準備でき、常に使えるようになっていることが重要です。準備に手間がかかるのでは長続きしませんし、いざというときに、たとえばバッテリー切れで使えなかったりしたのでは、継続することに対する意欲がそがれます。

楽に準備できて、いつも使える。それが、私が重視する、ガジェットの重要な特性です。

2011年5月14日土曜日

番外編:AppleTV

モバイルではありませんが、私が使っているガジェットのひとつにAppleTVがあります。



私がAppleTVを語学学習で使うのは、podcastとインターネットラジオの視聴です。
AirPlay機能を使ってiPhoneなどからストリーミングすることもできますし、PCやMacのiTunesにあるコンテンツを再生することも可能です。

自宅にひとり居る場合など、テレビを独占できるときには、podcastの視聴にはAppleTVが楽です。

AppleTVのサイトはこちら

2011年5月13日金曜日

iPhone/iPod touchのモバイル性(その3)

語学学習用のガジェットとしてのiPhoneの最大の特長は、オールワンだということです。

必要なものはほぼすべて揃います。あえて欲を言えば、機能として欠けているのは、
  • 任意のオーディオトラックの細かい再生速度コントロール
  • 数秒間だけの巻き戻し
  • AMラジオの受信
でしょうか。
AMラジオの受信については、オーディオトラックを別に用意することもできますから、コンテンツによっては問題になりません。

すきま時間を活用するには、モバイル性が重要です。これひとつで語学学習に必要なものがほぼすべてがそろうということは、すきま時間を活用する上でこの上ない特長だと言えます。どこに行くにも、携帯電話を持ち歩きます。ですから、携帯電話がある=語学学習に必要なものがある、ということになり、いつでもどこでも学習できる段取りができていることになる訳です。

iPod touchの場合は、音楽、ビデオ、アプリケーションのため、ということになるでしょうが、いつも持ち歩くように習慣づければ、携帯電話の場合と事情が同じになります。

十徳ナイフのように、コンパクトながら何でもできるというiPhoneは、使い方次第で最強の語学学習用ガジェットになります。

2011年5月12日木曜日

iPhone/iPod touchのモバイル性(その2)

iPhone/iPod touchと他のiPodの違いは、PCやMacの助けを借りずにpodcastを視聴できることです。PCやMacと接続し、iTunesを立ち上げて同期させるのは、たまにならともかく日課にするには面倒です。

YouTubeが視聴できることも大きな利点です。ハーバードビジネススクールの講義など、YouTubeには有用なコンテンツが多々あります。英語学習だけと思わず、自分に必要な、あるいは興味のあるコンテンツを探してみるとよいでしょう。

私は、インターネットへのアクセスは3G回線ではなくWiFiを利用していますので、iPhoneでpodcastやYouTubeにアクセスするのはもっぱら自宅です。寝床でも手洗いでも、思い立ったときにアクセスするようにしています。

PCやMacに向かう必要もなく、ましてiTunesと同期させる手間もないという手軽さが、自宅での学習にも奏効します。

2011年5月11日水曜日

iPhone/iPod touchのモバイル性(その1)

ガジェット大きさ重さバッテリー画面コンテンツ
Kindle☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ラジオ付きICレコーダー
(ICR-RS110MF)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
電子辞書
(ワードタンクC50)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
iPhone 3G☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

上の表ではiPhone 3Gになっていますが、私はもっぱらオフラインで利用していますので、使いかたとしてはiPod touchと変わりません。そこで、iPod touchのスペックに基づいて書いておきます。

大きさは高さ111.0 mm×幅58.9 mm×厚さ7.2 mm、重さは101gです。
ディスプレイは3.5インチ、解像度が960×640ピクセルです。

カタログスペック上のバッテリーのもちは、音楽再生で最大40時間、ビデオ再生で最大7時間となっています。だいぶバッテリーがもつようになってはいますが、一日持ち歩いてアプリケーションをふんだんに使う場合には心細いでしょう。
iPhoneの場合には、通話や3G通信ででバッテリーを食いますから、さらにバッテリーが心配になるところです。

コンテンツは、iTunes Store、App Storeで、オーディオ/ビデオ、アプリケーションを購入することを中心に搭載することになります。アプリケーションは無償のものも多数ありますが、実用に堪える語学学習用ソフトは有償が主となっています。
自分で揃える場合は、CDをエンコードしたオーディオトラックや、DVDをリッピングしたビデオを入れます。ただし、DVDのリッピングは著作権上の懸念がありますので、自己責任でお願いします。

ちなみに、私の場合、発音の勉強用に購入したDVD UDA式30音トレーニングをエンコードして持ち歩いています。

2011年5月10日火曜日

電子辞書ワードタンクC50のモバイル性(その3)

電子辞書のよいところは、勤務中でもいつも使えるということです。こんなことを言うと、それはモバイルギア全般に言えることではないか、と言われそうですが、さにあらず。
もちろん、スマートフォンなどにも辞書はありますが、勤務中に使ったら遊んでいると受け取られかねません。瓜田李下ということもあり、痛くもない腹を探られないためには、とくに会議中にはスマートフォンの操作はできません。
その点、電子辞書ならあまり心配がありません。

私の場合、会議中に調べるのは怪しげなカタカナ英語が使われたときが多いのですが、実は国語辞典を一番使っています。日本語がおかしいと思うことが、変なカタカナ英語よりも多いのです。国語の語義や概念をしっかり捉えておくことが、外国語を学ぶ上で役立つと思います。

ということで、私は電子辞書を会議室に持ち込んで活用しています。

2011年5月9日月曜日

電子辞書ワードタンクC50のモバイル性(その2)

モバイル性を支える一番の特長は、単4形乾電池が使用でき、カタログスペックで連続100時間、実使用でも1ヶ月以上は電池交換なしで使えることです。

意外に重要なポイントが、ストラップがあること。電車で洋書を読む際、左手にかけておけば辞書を引けて便利です。



さらに、ストラップの付け根のところに見える、5方向ジョグシャトルがついています。上下左右にカーソルを移動でき、中心をクリックすれば「訳・決定」ボタンを押下したのと同じ作用を果たします。

単語帳機能も、モバイルではとくに便利です。机上で使っていれば、物理的な単語帳や、iPhoneアプリFlashcards Deluxなどを使えますが、出歩いているときにはそうもいきません。電子辞書の基本機能ではありますが、重宝する機能です。
ただし、ワンタッチで簡単に登録できるということは、記憶として定着させるには不利です。しっかり覚えたいときには、あとでひと手間かける必要があります。

2011年5月8日日曜日

電子辞書ワードタンクC50のモバイル性(その1)

ガジェット大きさ重さバッテリー画面コンテンツ
Kindle☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ラジオ付きICレコーダー
(ICR-RS110MF)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
電子辞書
(ワードタンクC50)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
iPhone 3G☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

ワードタンクC50の大きさは、閉じた状態で幅126.3mm×奥行き76mm×厚さ22mm11、重さは電池込みで166gです。

使用電池は単4形2本で、カタログスペック上の連続使用時間は約100時間です。実使用上も、結構頻繁に使っても2-3ヶ月は電池を交換せずに使えます。
そう交換するものではないですが、廃棄時の環境負荷が高い乾電池の代わりにeneloopなどの充電式電池を使用すると、環境負荷をあまり意識せずにすみます。

画面は4.2インチで、今どき珍しいバックライトなしの液晶ディスプレイ。発売が2005年3月ですので、私が購入した2007年12月でもすでに古い機種でした。しかし、このディスプレイがよいのです。明るいところでも見やすいですし、バッテリーのもちがよい理由にもなっています。

バッテリーが長持ちするのは、起動が早いことも一因です。電源を入れてコンマ何秒かで使えるので、安心して、オートパワーオフを最短の1分に設定できるからです。

主なコンテンツは、以下の通りです。概ね、利用頻度順に並べてあります。
  • 大修館「ジーニアス英和辞典第3版」「ジーニアス和英辞典第2版」「英語語義イメージ辞典」
  • オックスフォード「現代英英辞典 第6版」「英語類語辞典第2版」「英語連語辞典」
  • 口語英語大辞典
  • 「スーパー大辞林」「改訂新版 漢字源」「カタカナ新語辞典 第5版」

2011年5月7日土曜日

ラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFのモバイル性(その4)

ICR-RS110MFの特長はラジオが聴け、予約録音できることです。この記事のタイトルからしても、なんだ当たり前じゃないか、とお叱りを受けそうですが、これがポイントなのです。

PCやMacに接続して録音できるUSB ラジオチューナーがありますから、iPodなどのDAP(デジタルオーディオプレーヤー)をお持ちなら、機能だけをみれば同じことができます。

しかし、USBチューナーとDAPの組み合わせで語学番組などをのは、一度限りならともかく、日課にしようと思うと結構面倒です。
まず、受信、録音できるようにするまでにひと手間あります。時計合わせも必要ですから、ITリテラシーがある程度ないと、意図通りに録音できません。
録音した番組をDAPへコピーするには、PCやMacを立ち上げ、DAPを接続しなければなりません。朝の忙しい時間帯や、帰宅後の疲れた体ではやりたくない作業です。

その点、ICR-RS110MFなら、クレードルに載せておくだけでよいのです。時計合わせは時報で自動的に行われますし、予約通りに録音され、バッテリーも充電されますから、あとはでかけるときにICR-RS110MFをもって行くだけです。この手軽さが重要だと思います。

2011年5月6日金曜日

ラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFのモバイル性(その3)

ICR-RS110MFはコンパクトで胸ポケットに入れておけますが、そのままでは滑り落ちてしまいますので、ストラップをつけるのがお勧めです。私は100円ショップで買ったものでお茶を濁しています。

考慮の必要があるのが、ヘッドホンのプラグ形状です。ICR-RS110MFのヘッドフォン端子が横についているためです。下の画像で右上に見えているのはマイク端子ですが、そのちょうど反対側にヘッドフォン端子があります。



胸ポケットには縦に納めますが、ストレート型のプラグだと付け根のところでケーブルが折り畳まれるため、断線しがちです。安いヘッドフォンならあきらめもつきますが、骨伝導型ヘッドフォンを危うく断線させかけたときにはショックを受けました。
L型プラグのヘッドフォンはあまりありませんから、ELECOM ヘッドホン延長コード EHP-CT23G/10BKのような、L型端子の延長コードを使うのも一案です。

細かいことですが、ちょっとした工夫で持ち歩きがしやすくなりますので、この数百円の投資はしておきたいところです。

2011年5月5日木曜日

ラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFのモバイル性(その2)

クレードルつきのセット商品ICR-RS110MFの他、本体だけのICR-RS110Mもあります。eneloopなどの充電式電池をすでにお使いの方には、本体だけのICR-RS110Mで十分とお考えの向きもあるかもしれません。しかし、私はICR-RS110MFをお勧めします。

私が使っている電子辞書ワードタンクC50の場合は、毎日使ってもひと月以上は電池を入れ替える必要がありません。しかし、ICR-RS110Mの場合は、録音再生を毎日やっていれば、結構な頻度で電池を入れ替える必要があります。ほんのちょっとの手間ですが、その億劫さが学習しようという気持ちの妨げになってしまいます。

しかも、いざ電池が切れたときに替えのeneloopを持ち合わせていなかったらどうでしょうか。そして、すぐには単4乾電池が買えなかったとしたら。そうした経験が二度三度と繰り返されれば、やがてはICR-RS110Mを持ち歩くこと自体が億劫になりかねません。

クレードルにセットするには、置く行為自体を意識するよりも、スピーカーで聴く習慣をつけるのがよいと思います。AFNやNHKの語学番組を聴くのもよいですし、語学用のCDを録音して聴いてもよいでしょう。

ICR-RS110MFのモバイル性を陰で支えているのは、クレードルと、それを使う習慣だと思うのです。それが、クレードルつきのモデルをお奨めする理由です。

2011年5月4日水曜日

ラジオ付きICレコーダーICR-RS110MFのモバイル性(その1)

ガジェット大きさ重さバッテリー画面コンテンツ
Kindle☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ラジオ付きICレコーダー
(ICR-RS110M)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
電子辞書
(ワードタンクC50)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
iPhone 3G☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

ラジオ付きICレコーダー ICR-RS110Mは、本体の大きさが幅49.5mm×高さ113.5mm×奥行き18mm、重さが電池込みで約92gです。

バッテリーは単4乾電池1本で、単4型eneloopが付属しています。クレードル接続時、およびPCとUSBで接続している時には自動的に充電されます。逆に言うと、充電しないで接続することはできません。
eneloopがへたらないか心配ですが、2008年12月に購入してから同梱のeneloop だけを使い続けていても問題なく利用できています。

記録メディアはマイクロSDで、2GBのカードが同梱されています。私は8GBのカードに換装して使用しています。
8GBでは足りないと思われるかもしれませんが、語学用のCDのエンコードにはモノラルでビットレートを下げているので、8GBでまったく不自由しません。

ファームウェアをVer.2.00にアップデートすると録音予約が20件になります。もとは5件でしたから、これは嬉しいのですが、20件は多すぎる気がします。おそらく、競合機に対抗できるスペックにしただけではないでしょうか。

この機種よりも新しいICR-XRS120MFが気になるかもしれませんので、少し比較しておきます。

機能としてはほぼ同じですが、もっとも大きな違いはバッテリーです。ICR-XRS120MFはリチウムイオンにしている分、小型軽量となっていますが、緊急時に単4乾電池を入れてしのぐということができません。電池持続時間は、64kbps MP3再生時でICR-RS110Mが53.5時間なのに対して、ICR-XRS120MFは37時間ということです。私はICR-RS110Mの方が安心ですが、まめに充電できるという方はICR-XRS120MFを選択しても問題ないでしょう。

ICR-XRS120MFの方が優れていると思う点は、再生中に所定の時間だけ戻すセンテンスリピートの設定の違いです。CR-XRS120MFは1から5秒で設定できるようですが、ICR-RS110Mは5/10/15秒です。語学用CDでは5秒でも結構戻るので、10秒、15秒と戻すことはないでしょう。その点、短い時間を設定できるICR-XRS120MFの方が有利だと思われます。

2011年5月3日火曜日

Kindleのモバイル性(その3)

Kindleのモバイル性として、購読を挙げておきたいと思います。

マンションに住んでいると、郵便受けまで新聞を取りに出るのが億劫になります。しかし、Kindleで購読していれば、毎日自動的に新聞が届き、読みたいと思ったときに障壁となることがありません。

また、英字新聞を紙面で購読した場合には、読みきれなかった新聞がたまってしまい、やる気がそがれることがあると思います。私自身、そういう経験をしました。自分の読解力が、たまった新聞に嘲笑われているような気がしたのです。文法もさることながら、語彙がまったく足りません。
購読すると読みきれないからと言って、週一回だけキオスクなどで買うというのもまた面倒です。私自身、長続きしませんでした。

電子版を購読していると、毎日届いても、読んでいなかった分がたまるという感覚がありません。自分で見ようと思わない限り、過去の配信は目に触れません。たったそれだけのことですが、不思議と気楽に読めるのです。語彙も自動的に検索することができますから、心理的な障壁が下がります。

また、英字新聞独特のレイアウトが読みにくさのひとつに挙げられると思いますが、電子版には紙面の制約がないので、この問題はありません。逆に、カテゴリーごとの記事一覧で見出しを確認でき、見出しだけでよしとする記事と、本文を読む記事を簡単に選別できるので、全体を把握しやすくなります。

私の場合は、国際関係とIT関連の記事をよく読みます。新聞を毎日ストレスなく入手し、興味のある記事を選別して、どこでも読めるようになると、自然に新聞に目を通す時間が長くなります。Kindleで英字新聞を購読するのはお奨めです。

2011年5月2日月曜日

Kindleのモバイル性(その2)

Kindle 3(3G+WiFi)モデルをもち歩いたときの魅力は、なんと言っても無料の3G回線です。
自宅にいるときにはWiFi接続すればよいですが、外出中にいつでもKindle Storeにアクセスできるのは快適です。しかも、通信費が無料ですから、躊躇なく使うことができます。

思い立ったが吉ということもあり、欲しいと思ったときにいつでもどこでも購入できるというのがミソです。
私の場合は、試し読みのサンプルが常に多数Kindleに入っています。欲しい本はたくさんありますが、読書にかけられる時間も費用も限りがありますから、欲しさの度合いに応じて購入することになります。その「欲しさ」はきっかけによって変化します。たとえば、ニュースがあったときや、必要に迫られる事態になってくれば、購入候補のリストにおかれていたものが突然、いますぐ購入する対象となることがあります。

そのようにして購入した書籍にCrucial Conversations: Tools for Talking When Stakes Are Highがあります。もともとペーパーバックでもっていた本ですが、引っ越して本をしまっておく場所が減ったのを機にほとんどの本を処分し、その後、永らくサンプルをKindleに入れていた状態が続きました。急に購入することになったのは、会社での交渉ごとに行き詰まりを感じたときでした。

私の場合、いきなり本を買うことはあまりなく、書評やアマゾンのレコメンデーションなどで知った書籍について、カスタマーレビューを読んだり、サンプルを読んだりしてから買うスタイルなので、上記のようなことが往々にしてあります。
欲しいと思ったときに買える。それがKindleのすばらしい特長だと思います。

2011年5月1日日曜日

Kindleのモバイル性(その1)

ガジェット大きさ重さバッテリー画面コンテンツ
Kindle☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ラジオ付きICレコーダー
(ICR-RS110MF)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
電子辞書
(ワードタンクC50)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
iPhone 3G☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

Kindle 3(3G+Wi-Fiモデル)の大きさは縦191mm×横122mm×厚さ8.5mm、重さは238gです、掌サイズで薄く軽いので、鞄に忍ばせておくのにもってこいです。

私が使っているライトつきの本革カバーを着けると、大きさは縦195mm×横135mm×厚さ20mm、重さは460gになります。厚みが増えて重くなるので、持ち運びだけを考えればカバーをかけない方が便利ですが、私は画面の保護とライトのためにカバーを着けています。

バッテリーのもちは無線オフで1ヶ月、無線オンで10日というのが公称値です。実使用でもそのくらいもちますので、最後に充電したのがいつだったか思い出せないほどです。ただ、バッテリーは内蔵なので、切らさないように注意する必要があります。
USBバスパワーで充電できるので、私はケーブルだけ持ち運ぶようにしています。

画面はなんと言っても高精細が魅力です。さらに、直射日光の下でも問題なく読めます。文字の拡縮、行間の調整、画面の方向設定も可能ですから、書籍によって適宜設定を変えれば読み易くなります。
バックライトがないため暗いところでは読めませんが、使ってみると、実用上は暗いところよりも明るいところで読めることの方が重要だと気づきました。そういう訳で、せっかくライトつきのカバーを買いましたが、私の使い方ではあまりライトが活躍する場面がないのが実情です。

コンテンツは、Amazonで多数の書籍が販売されています。ただ、日本語の書籍はまだほとんどありませんので、学習用には英語の書籍を購入するか、自分で用意する、いわゆる自炊をすることになります。
Kindleが内蔵している辞書はノンネイティブには難しいので、英語学習者向けのものを購入した方がよいと思います。英辞郎を導入するのもよいでしょう。