すきま時間の活用はタイムマネジメントの観点と心理的な観点から有用、と昨日の記事「すきま時間で学習するわけ(その1)」の冒頭で述べ、タイムマネジメントの観点から有用性を説明しました。今日は心理的な観点から説明します。
私が「すきま時間」と称しているのは、意識して確保している訳ではなく、いつもある時間です。しかも、何かをやっている時間でもあります。
いつもあるということから、この時間を学習に充てれば日課にできます。
ルーチン化できたなら、大リーガーのイチロー選手が「いつもやっていれば、やらないでいることが気持ち悪くなる」と語ったように、心理的な障壁が取り除かれるだけでなく、やりたいという意思が働くようにもっていけます。
いつも何かをやっているということから、この時間を学習に充てなかったとしても無駄にしている訳ではありません。
さらに言えば、学習以外の時間に充ててもよいのです。家事をしているときや歩いている時間には好きな音楽を聴いてもよいですし、電車に乗っている時間には学習以外の読書をしてもよいのです。生活に潤いがでるでしょう。
努力して学習時間を確保しているのなら、仮にルーチンワークできたとして、たまたま学習時間が取れなかったときには悔いたり、苛立ったりすることがあるでしょう。しかし、すきま時間なら、もともと何かをやっている時間ですし、学習できなかったとしても無為に過ごしたわけではありませんから、悔いたり苛立ったりする必要がありません。
このように、すきま時間の活用は、心理的にも楽な学習方法だと思います。
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