2011年6月6日月曜日

すきま時間で学習するわけ(その5)

すきま時間で勉強するとよいことは、学習した時間が簡単に概算できることです。
洗濯物を干したりたたんだりする時間はだいたいいつも同じですし、通勤時の徒歩や電車での移動時間もいつも変わりません。すきま時間すべてを学習に充てていなくとも、たとえば、今日は往復の徒歩の間だけ学習したというときには、歩いている時間を足せばおおよその学習時間がわかります。
時間と内容、あるいは効果は一致しないのではないか、というご意見もあるかと思いますが、効果は簡単に計れるものではありません。計れないとモチベーションが上がりませんから、いつも、簡単に計れるということは重要だと思います。
ピアニストの仲道郁代さんは、コンサートに備えて曲を仕上げる際に、何回弾いたかをノートに記録しているそうです。弾いた回数と完成度には相関があり、ある程度弾き込まないと仕上がらないとのことで、「練習したつもり」で終わらないために、客観的な指標として使っているようです。
語学学習でも勉強時間を記録することは有用だと思いますし、簡単に記録できる、モチベーション向上の施策として活用するとよいと思います。

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