2011年6月13日月曜日

学習の障害を排除(その7)

昨日は、仕事に役立つ、英語で書かれた電子書籍を読むことをお勧めしました。有料ということ自体が障害になることもありますので、今日は無料でコンテンツを用意する方法をご紹介します。

販売されている書籍以外にも、無料で公開されている、仕事に役立つ英文ドキュメントはたくさんあります。たとえば、論文やチュートリアルがインターネットで多数公開されています。

多くはPDFで、Kindleでそのまま読むことができます。職場で時間を取って読むことはなかなか難しいでしょうから、Kindleに入れ、すきま時間を活用して読むのはよい方法だと思います。

PDFのまま読んでもよいのですが、そのままでは文字が小さいのが難点です。そこで、以前ご紹介した、PDFをMicrosoft Word形式に変換するサービスを使い、できたファイルをKindleのフリーアドレスuser_name@free.kindle.comに送付して、拡大縮小可能なAZW形式で読むことができます。

通訳案内士試験では、ハロー通訳アカデミーの「第2次英語口述試験レポート」のサンプルPDFをKindleに入れて持ち歩いていました。
書籍も買いましたが、手入力でKindleに入れるのは、かける手間と効果が引き合いませんので、やりませんでした。ガジェットを使うのは手段ですので、もとの目的を見失わないようにしないといけません。

ある程度プログラミングの心得がある方は、ネット上のコンテンツを、Perlなどのテキスト処理に向いた言語や、Emacs系のテキストエディタなどで加工して、Kindleに入れてもよいでしょう。ただ、著作権には注意してください。

以上のように、効果を考慮しながらひと手間かけるようにすると、学習にも仕事にも役立つKindleのコンテンツを無料で充実させることができます。

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